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recital...09...final

リサイタル...09...final

(前回からの続き)

 

そして、プログラムは遂に最後の曲へ...

最後の曲は、 江口さんとのデュオで

ドビュッシーの「チェロとピアノのためのソナタ」

このソナタは、数あるチェロソナタの中でも特別に好きな曲で、

今回のプログラムのフィナーレに相応しい曲!と確信を持って選びました。

江口さんとのデュオは、最初のリハーサルの時から既に楽しく、

お互い細かい事は何も言わなくとも

パッとアンサンブルが成立する感覚が心地良かったです。

リサイタル本番はもちろん、二人共に一番の演奏になったと自負しております!!

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よろしいですか?

編集

アンコールは、パラディス(←通称/実際は作者不詳)のシシリアーノ。

この曲は、江口さんのYouTube [俺の弦チャンネル]にも

数年前の演奏動画がアップされていて、ご覧いただけます。

↓↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=8TO6Y0p0Xt8 

大好きな曲を、またリサイタルで一緒に演奏出来て感無量でした!!

 

さて、リサイタルを振り返ってのエピソード・シリーズも今回で最後となりました。

私にとって、リサイタルというのは自主企画コンサートの中でも別格の重さがあり、

2000年のデビューリサイタルから、毎回その時々の自己ベストを

少しずつ積み重ねてきた、ピアニストとしての足跡の様なものです。

それだけに準備にも相応の時間を掛け、苦心して進めてきた会が

無事開催できた事に心からホッとすると同時に

なにか、楽しい物語が一つ終わってしまった様な、

少し淋しいような気持ちも抱えながら、今こうしてブログを綴っています。

最後までお読み下さいました皆様、ありがとうございました。

ご感想やコメントなど、ご自由にいただけましたら幸いです。