来たる4月27日(日)ムジク・ピアフォーヌにて、
映像美術史コンサート第7弾「レオナルド、ヨハネの微笑」を開催致します。
今までに、マネ、セザンヌ、ゴッホ、アルテミシア、ジョルジョーネ、カラヴァッジョ、
と続いてきましたこの企画、最新作はルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチがテーマです。
(そもそも『映像美術史コンサートって??』という方は、このサイトの<upcoming concert>
セクション、又は、下記のサイトにてプロジェクトの詳細をご覧下さいませ。)
https://www.eizobijutsushi.com
美術史家・野村幸弘さんの絵画解釈はいつも、
普通の美術本等とは一線を画す独特の視点で惹き込まれるのですが、
今回は更にエッジの効いた切り口でのストーリー展開です。
また映像に合わせた坂野嘉彦さんの書き下ろしの新曲も、今までの組曲形式とは違って
20分を一曲で通すという、スケール感の大きな、硬質で密度の濃い作品になっています。
演奏するのはスペシャル・ゲストのヴァイオリニスト・石亀協子さんと私で、
緊張感溢れる曲に、既にリハーサルからテンション上がっております!
映像美術史の音楽が出来上がってきたのが2月、予想よりかなり重厚な印象でしたので、
コンサート全体のバランスを考え、急遽、前半のピアノソロ曲をドビュッシーの
「映像 第1集」から「子供の領分」に変更しました。
映像美術史コンサートで「映像」を演奏したい!と前から思っていたのですが、
やはり聴いて下さるお客様視点で見ると全体が重くなり過ぎてしまうかなぁ、と。
「映像」は11月のコンサートの時に.....などと想いを巡らせています。
ヴァイオリンとのデュオは、モーツァルトのソナタとエルガーの小品を...。
石亀さんと共演させていただくのは初めてなのですが、
彼女の音楽はダイナミックさと繊細さのバランスが素晴らしく、
リハーサルでも、私は勝手にワクワクしています。
本番まであと少し、ギアをもう一段上げて頑張ります!
*お陰様で昼の部は満席御礼となりましたが、夜の部(18時)はまだお席ございますので
ぜひウェブサイトよりお早めに!チケットをお求め下さいませ。
